「白石は活性化するか否か」レポート

2018年7月10日(火)「白石は活性化するか否か」が宮城県白石市の舞鶴会館で開催されました。

この「白石は活性化するか否か」笑えるけど笑えない地域活性化の入門書「地方は活性化するか否か」の著者こばやしたけし氏をお招きしての講演会です。

本来、我々東北ずん子スタンプラリー実行委員会は、その名の通り東北ずん子スタンプラリーを開催する為の団体なのですが、第9回まで続けてこられたのは「地方は活性化するか否か」を読んだことがきっかけです。是非白石市の方々に自分の住む町に関心を持っていただき、楽しくまちづくりに参加していただくようになればと講演会を開催しました。

講演内容の概要

こばやしたけし氏の自己紹介、地方は活性化するか否か(ちかすい)までの活動内容をご紹介いただいた後に、講演の本題に入りました。

講演内容は下記の5項目でした。

  • 「地域活性化」とは何か?
  • 地方創生の逆三位一体とは?
  • 地方創生のキーパーソンとは?
  • 「ちかすい」の反響から見る地方からの情報発信
  • 地域活性化のためのはじめの一歩

約80分間の講演でした。

当日の参加者について

平日の18時30分~という時間にもかかわらず、会場がほぼ満席となりました。ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

参加人数(スタッフを除く)54名

アンケート回収枚数52

白石市民向けの講演会でしたので、市内中心に広報活動を行ったため全体の85%が白石市在住の方でしたが、市外(仙台市、福島県、秋田県、東京都、群馬県)からもご来場いただきました。

アンケートの「今回の講演会開催は何で知りましたか?」という設問に対する回答では「主催者からの誘い」が最も多いという結果になりました。講演会内でも「繋がりの活性化」という話題がありましたが「我々の繋がりを総動員して講演会をPRしたらどうなるか?」というテーマで広報活動を行いました。具体的には各種団体の例会や理事会などの場でPRの時間をいただいたり、白石市役所の各部署を回ったり直接営業を行いました。

東北ずん子スタンプラリーで同様のアンケートを行った場合は大半がTwitterなので参加者層は大きく異なりました。Twitterよりもfacebookが多いのは、こばやしたけし氏の情報拡散による効果だと考えています。

白石市の広報誌「広報しろいし」への掲載効果も侮れませんし、様々な広報活動を行った結果、幅広い層の参加者にご来場いただくことができました。

費用をかけなくても工夫次第で効果的に情報発信ができることがわかりましたので、今後の活動に活かしていきたいと思います。

寄付金についてのご報告

今回の講演会は、後援団体うち公益社団法人仙南法人会白石支部様、白石繁華街通商店街振興組合様から助成金をいただきましたが、それでも全ての費用を賄うことはできない為、募金箱を設置し講演会開催に対する寄付をお願いしたところ総額43,079円の寄付をいただきました。本当にありがとうございました。

当日お約束した通り、いただいた寄付金の半額(21,540円)を西日本豪雨災害の義捐金として公益社団法人白石青年会議所を通して寄付いたしました。

白石青年会議所の理事会にお邪魔し、東北ずん子スタンプラリー実行委員会の田中会長から白石青年会議所 風間理事長に直接お渡ししました。

白石青年会議所が主催する白石駅前盆踊り(8月10日開催)でも募金活動をされるとのことです。

まとめ

今回の講演会の目指すところは「地方は活性化するか否か」の最後のコマ

「地方は活性化するか否か それは…そこに住むひとりひとり次第なんだと思います!」

という事を意識してもらうことでした。

「白石市の活性化はこうあるべき」とか「こうゆうところがダメ」とか評論をすることも時にはあっても良いとは思いますが、できる範囲で行動することがとても大切だと感じています。

こばやし氏が白石市の目指すべき姿を示したり、白石の活性化の答えを出してくれる事を期待されて来場された方もおられたかもしれませんが、人任せにせず自分達のできることをやってみる事が大切であると感じていただければ成功だなと考えていました。

アンケートでそのような感想をいくつかいただき、大変嬉しく思っています。

今回の講演会を通して、秋田在住のこばやしたけし氏と地域を超えてつながることができました。これは地方からの情報発信という意味でも非常に大きく、今後にもつながる大変良い縁をいただいたと感じています。

東北ずん子スタンプラリー実行委員会としても、行動で結果を出していくことをこだわって活動していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

拙い運営ではありましたが、多くの方のご支援で無事講演会を開催することができました。ご来場いただいた皆様、応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。