フリモ麺 決算報告

フリモ麺をきっかけに白石温麺を知ってもらいたい

フリモ麺は東北ずん子スタンプラリーとは全く別のクラウドファンディングプロジェクトであるため別会計で決算報告をいたします。

東北ずん子スタンプラリーでは、お金の使い方が開催目的に沿っているのかチェックする為に「市内発注率」「東北発注率」を公開しています。

フリモメンは東北三姉妹とは異なり、東北のキャラクターではありませんので、東北三姉妹やずんだもんのプロジェクトほど、市内発注、東北発注を最優先にお金を使ったわけではありませんが、今回のプロジェクトで白石市や白石温麺を応援したいという方からもご支援をいただきましたので、「市内発注率」「東北発注率」を公開したいと思います。

また、「フリモ麺をきっかけに白石温麺を知ってもらいたい」という目的からも分かる通り、地域プロジェクトの側面もありましたので、東北ずん子スタンプラリーと同様の形式で決算を公開いたします。

「市内発注率」白石市資本の事業所や白石市在住の個人に発注した金額ベースの比率

「東北発注率」白石市を除いた東北資本の事業所や東北在住の個人に発注した金額ベースの比率

市内発注率の市内業者判定は白石市資本の事業所や白石市在住の個人に発注した場合のみとしています。それは、その事業所が地元資本でなければ儲けは流出し、継続的な地元の元気につながらないと考えるからです。

予想を大きく上回る支援額のため余剰金発生

フリモメンをイメージしたブルー色の麺は色素を加えた特注品で、生産するには最低600束作らなければならなりませんでした。そこで、クラウドファンディングに挑戦し600束分に必要な製作費が集まったら製品化することにしました。

600束分の支援が集まるか不安でしたが、始まってみるとプロジェクト公開後1時間44分で目標金額を達成し、最終的には目標金額を大きく超える556,760円(達成率278%、1,692束分)のご支援をいただきました。

しかし、フリモ麺の発注数が予定よりも大幅に増えたために単価が下がり、多額の余剰金が発生する見込みとなりました。フリモ麺作成事業は東北ずん子スタンプラリー事業とは大きく性質が異なるのでスタンプラリー会計にすぐに繰り入れず極力フリモメンらしいお金の使い方をしたいと考えました。

余剰金でvoicepeakを寄贈

今年、令和5年度、白石市に不登校特例校「白石きぼう学園」が開校することを知りました。「その生徒さんの中にはクリエイティブな才能に長けた生徒もいるかもしれない。」「一人一人の個性を伸ばしてあげたい。」という想いから余剰金でvoicepeakを寄贈したいと考えました。

白石市教育委員会の皆様にご協力もいただきVOICEPEAK東北ずん子(VOICEPEAKずんだもん、VOICEPEAKフリモメン も収録)動画編集ソフトウェア Recotte Studio ビジネスパック ~仕事猫入り~を3セット、白石きぼう学園をはじめとする市内中学校に寄贈しました。

寄附受納式の様子は下記の定例記者会見の動画(13:08~)をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=jVlhmp7bOt8&t=903s

余剰金で等身大パネルを作成

白石温麺の知名度向上の一助となればという想いと、東北ずん子スタンプラリー実行委員会会長の今まで不遇のキャラであったフリモメンの姿が自分の姿と被るという強い想いフリモメンの等身大パネルを作成することにしました。

等身大パネルのイラストはフリモ麺を持ったフリモメンです。

第13回東北ずん子スタンプラリーの開催期間中、白石城で等身大パネル展が開催されましたが、その中にフリモメンも紛れ込ませました。展示期間は2023年6月30日~7月17日でした。今後も機会があれば展示したいと思います。

フリモ麺作成事業決算について

支出の67%、277,634円が製作費で、そのほとんどは当然のことながらフリモ麺の製作代(きちみ製麺さんに発注)になりますが、余剰金での等身大パネル作成代(蔵王町のトーホク美工社さんに発注)も含まれる為に、市内発注率が94.4%となりました。当初フリモ麺の発注数600束の予定が1,692束になったことにより約66,000円安くなりましたので差異が大きくなりました。

製作費に次いで大きいのが仕入の67,789円で支出の約16%になります。こちらは余剰金でのvoicepeak寄贈の為にソフトウェア購入にかかった費用ですので、その他発注率100%となります。

3番目に支出の大きい科目が発送費58,266円で支出の約14%になります。今回は全てゆうパックでの配送となりましたので比較的発送費の比率は高めでしたが、再配達が1件も無く、ほぼ予算通りとなりました。

梱包資材費の差異が11,532円となっていますが、こちらは当初全てダンボール梱包を予定していましたが、Tシャツ、ぬいぐるみ同梱のプランや大口のプラン以外は、きちみ製麺さんに包装していただいた状態で発送できたためです。

なお、会場設営費は梱包発送作業会に関わる費用になります。

余剰金について

予想を上回るご支援をいただき、voicepeak寄贈、等身大パネルの作成を行いましたが、それでも収支差額(余剰金)は89,487円となりました。この余剰金は東北ずん子スタンプラリーの会計に繰り入れ、スタンプラリーのオフシーズンに行われるイベント開催や次回スタンプラリー開催資金の一部とさせていただきたいと思います。何卒ご理解ください。

決算書

2023年2月1日~2023年6月30日

※予算額はクラウドファンディング終了後の補正予算額です。

収入の部

科目 予算額 決算額 差異
事業収入 506,389 506,389 0
合計 506,389 506,389 0

支出の部

科目 予算額 決算額 差異 市内
発注率
東北
発注率
その他
会場設営費 0 9,580 -9,580 50.5% 49.5% 0.0%
製作費 324,018 277,634 46,384 94.4% 5.6% 0.0%
仕入 0 67,789 -67,789 0.0% 0.0% 100.0%
梱包資材費 15,000 3,468 11,532 0.0% 0.0% 100.0%
発送費 60,000 58,266 1,734 0.0% 0.0% 100.0%
雑費 0 165 -165 0.0% 0.0% 100.0%
予備費 107,371 0 107,371
合計 506,389 416,902 89,487 64.0% 4.9% 31.1%

収支差額

予算額 決算額 差異
収支差額 0 89,487 -89,487