第11回ずん子スタンプラリー決算報告

白石市や東北を元気にしたい!

クラウドファンディングのタイトルは『「学園祭」「応援」をテーマに東北ずん子スタンプラリーを開催して白石市や東北を元気にしたい!』でした。これは第11回東北ずん子スタンプラリー開催の目的です。

すっかり恒例となりましたが、お金の使い方が開催目的に沿っているのかチェックする為に「市内発注率」「東北発注率」を公開しています。

東北ずん子は東北を元気にするために生まれたキャラクターです。ずん子ちゃんのおかげで全国からいただいた支援金はできるだけ地元で回して、白石市や東北を元気にするために使わなければならないと考えています。

今期は前期と比べると市内発注率が減り(60.0%→51.6%)東北発注率が増え(25.4%→33.2%)その他発注率が少し増え(14.6%→15.2%)ました。原因については各事業毎にご説明いたします。

「市内発注率」白石市資本の事業所や白石市在住の個人に発注した金額ベースの比率

「東北発注率」白石市を除いた東北資本の事業所や東北在住の個人に発注した金額ベースの比率

市内発注率の市内業者判定は白石市資本の事業所や白石市在住の個人に発注した場合のみとしています。それは、その事業所が地元資本でなければ儲けは流出し、継続的な地元の元気につながらないと考えるからです。

スタンプラリー事業

第11回スタンプラリーの認定証発行枚数は過去4番目の400枚となり、アンケート回収枚数から想定される参加者数は502人と過去4番目の結果となりました。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大のため予定されていた開催期間より14日短い4月5日(日)で期間終了としたことが参加者数に大きな影響を与えました。

しかし、1日あたりの参加数では前回を上回る過去2番目の結果となっており、3月中は過去最速のペースで参加者を伸ばしておりましたので、参加店の皆様も大きな盛り上がりを感じていました。

今回のスタンプラリーで最も反響があった等身大パネルですが、計画段階では専門業者に委託することも視野に入れていましたが、東北ずん子スタンプラリーは「白石市内や東北の企業に優先して発注する」「制作ノウハウが無いのであれば発注を通して地元企業にノウハウを残す」という方針がありましたので、検討を重ねました。

等身大パネル本体は蔵王町の看板屋さんで作成していただけることになったのですが、立てるための紙製スタンドは調達できないとのことだったので、スタンプ設置店でもある朝文堂さんに問い合わせたところ調達が可能となりました。結果として専門業者に委託するよりも安価に作成することができ、等身大パネル作成のノウハウも地元に残すことができました。

スタンプラリー事業費の東北発注率が増えた(18.8%→29.0%)要因の一つは等身大パネル本体の作成費によるものです。

今回のスタンプラリー事業で最も大きな支出はスタンプラリー事業費-コンテンツ制作費になります。前回に比べ約33%増の676,354円でした。これは等身大パネルの絵師の皆様に発注したイラストの製作費が含まれる為で、第10回の芸術祭よりイラストの発注点数が増えたことで増額となりました。

今回は第10回よりも応募絵師様が多く競争率は約2倍となりました。絵師選定の基準は以下の通りでした。

  • ずん子愛の深さ(★★★最重要)
  • 東北ずん子スタンプラリーの理解度(★★重要)
  • 白石市、スタンプ設置店の理解度(★★重要)
  • レスポンスの速さ(★★重要)
  • 画力(★参考)

上に書いてあるほど重要な選定基準としました。なお選定の際に、居住地域は考慮しませんでした(応募フォームに住所の項目はありませんでした)ので市内発注率以外の比率が高くなり、決算全体の市内発注率を下げる要因の一つとなりました。

白石市や東北を元気にするために全国からいただいた支援金はできるだけ地元で回すという方針はあるのですが、東北ずん子を盛り上げようとしている絵師さんに住んでいる地域は関係無いという判断から発注率を気にせず絵師さんを選定しました。

イベント事業

クラウドファンディング第2目標を達成したため2020年3月28日にホワイトキューブで「ずんずんカーニバル2020-besT yelL carnivaL-」を開催すべく準備をしておりましたが、下記の理由で中止致しました。

  • ホワイトキューブをはじめ、白石市内の多くの公共施設が休館となったため。
  • ライブイベント自粛やライブハウス、コンサートホールでの話題がニュースに上がっている中でこの期間にずんずんカーニバルを開催するのはお客様、演者ともに不安や気持ちの部分でも開催は難しい。

ステージイベントは中止としましたが、同人創作即売会については、密な環境を作らないように白石市内会場2箇所に分けて代替イベント「まちなか学園祭 ずんスタ★バザール」を開催しました。ステージイベントに必要な会場設営費がかからなかったので、イベント事業費の予算は343,840円でしたが、決算額は22,687円で差異は321,153円となりました。

当日の入場者は入場料を無料としたため完全に把握できておりませんが、スタンプラリー参加者から推定すると約100名と思われます。

開催規模縮小と分散により、イベント全体の盛り上がりや決算額も小さなものになりましたが、商店街自体を即売会会場に変えるという方針はスタンプラリーのタイトルであるまちなか学園祭そのものであり、商店街の衰退や空き店舗問題という社会課題解決のヒントになったのではないかと考えております。

リターン費

今回のリターンは「はっぴ」「こけし型USBメモリ」などの新商品の開発や「ずん子部屋一番乗りプラン」が新たな取り組みでしたが、注力したのは駅前、アーケードのタペストリープランの改良でした。形状や素材の見直しで春先の強風による絡まりを防ぐことができないか検討しました。

リターンの市内発注率(90.8%→77.7%)が下がり、東北発注率(1.8%→14.1%)が上がったのはアーケードのタペストリー制作を蔵王町の看板屋さんに依頼したためです。

今後も白石市内や周辺地域の企業の力や協力によって新たな商品開発や改良に心がけていきたいと思います。

最も圧縮しなければならない科目リターンの発送費(94,780円)は昨年比62%増となりました。発送件数が昨年比31%増ですので1件あたりの費用が増えたことになります。原因はアーケードタペストリーの発送に想定外の費用がかかってしまったためです。発送を想定した設計にすることで発送費の圧縮をしていきたいと思います。

恒例行事となった梱包作業会は年々効率化が図られ、発送件数が31%増にもかかわらず3時間以内に作業が終わり、梱包ミスによる再梱包、住所不明による再発送対応が1件も無かったことは大きな進歩となりました。

その他事業

その他事業は、年々事業規模が大きくなっていて、今回は全体予算の3割を占めるまでになりました。スタンプラリーのオフシーズンに様々な事業を行いました。

ずんぱアフターパーティー開催

2019年9月22日に「ずんだぱ~てぃ7」が白石市で開催されましたが、せっかく白石市に足を運んでいただくので、より楽しんでいただきたいと思いアフターパーティーを開催しました。

  • パシフィックホテルレストラン内での立食パーティ(ずんだ餅も登場!)
  • オリジナルビンゴカードを利用したビンゴ大会
  • 特製福袋プレゼント(チーズキッチンさんの東北三姉妹のチーズケーキ)
スタンプラリー展示イラスト集作成

第10回スタンプラリーの為に製作されたイラストは当初、ポストカードなどのグッズを作成してスタンプラリー参加の記念にイラストを持ち帰ることができるようにする計画がありました。しかし、我々運営側のスケジュール管理が不慣れなこともあり、多くのイラスト完成のタイミングが開幕ギリギリになってしまい、グッズ化をする時間的な余裕が無くなってしまいました。

スタンプラリー参加者の皆様のイラストに対する反響の大きさに比例して、この作品たちを手元に欲しいという声も大きくなりましたのでスタンプラリーが閉幕し、落ち着いたところで掲出したイラストを一冊にまとめました。

スタンプ設置店の通販支援

第11回東北ずん子スタンプラリーが早期終了となりましたので、参加できなかった皆様のためにスタンプ設置店の通販ページをご案内しましたが、通販サイトを持たないスタンプ設置店の代わりに商品の通販を行いました。

ずん子部屋抱き枕カバー作成

ずん子部屋2020モデルの東北三姉妹の抱き枕カバーを作成しました。また、第11回東北ずん子スタンプラリーが早期終了となったことで、ずん子部屋宿泊を断念された方を救済するため1回限りの受注生産も行いました。

上記の4つの事業以外では、ずんぱ7出展、杜コミ3出展、缶バッジガチャなどを行いました。

一緒に決算はしていますが、その他事業はクラウドファンディングの寄付金以外の収入で実現しています。

繰越金について

ずんずんカーニバル2020の中止と、その他事業の収益により、次期繰越金は752,509円と大きな額となりました。この繰越金はスタンプラリーのオフシーズンに行われるイベント開催や商品開発支援、次回スタンプラリー開催資金の一部といたします。(現在壽丸屋敷で行われている等身大パネル設置の企画もこのお金を使わせていただいております。)

決算書

2019年7月1日~2020年6月30日

※予算額はクラウドファンディング終了後の補正予算額です。

収入の部

科目 予算額 決算額 差異
寄付金収入 3,028,232 3,028,232 0
会費収入 36,000 36,000 0
事業収入 236,440 1,595,861 -1,359,421
受取利子 0 3 -3
繰越金 114,101 114,101 0
合計 3,414,773 4,774,197 -1,359,424

支出の部

科目 予算額 決算額 差異 市内
発注率
東北
発注率
その他
スタンプラリー事業費 会場設営費 0 10,700 -10,700 100.0% 0.0% 0.0%
イベント費 435,905 464,152 -28,247 52.3% 47.5% 0.2%
景品費 306,630 446,220 -139,590 86.1% 6.6% 7.3%
コンテンツ
制作費
700,000 676,354 23,646 8.7% 32.2% 59.1%
通信費 3,000 3,000 0 0.0% 0.0% 100.0%
交通費 0 200 -200 0.0% 0.0% 100.0%
梱包資材費 0 630 -630 0.0% 0.0% 100.0%
発送費 0 6,850 -6,850 0.0% 0.0% 100.0%
雑費 6,380 4,900 1,480 0.0% 0.0% 100.0%
小計 1,451,915 1,613,006 -161,091 43.2% 29.0% 27.8%
イベント事業費 会場設営費 263,840 18,600 245,240 100.0% 0.0% 0.0%
印刷製本費 0 2,550 -2,550 100.0% 0.0% 0.0%
消耗品費 0 1,537 -1,537 54.9% 0.0% 45.1%
旅費交通費 80,000 0 80,000
小計 343,840 22,687 321,153 96.9% 0.0% 3.1%
リターン費 会場設営費 1,380 1,540 -160 100.0% 0.0% 0.0%
製作費 1,019,807 1,059,483 -39,676 84.2% 15.7% 0.1%
梱包資材費 0 9,460 -9,460 100.0% 0.0% 0.0%
業務委託費 9,000 13,500 -4,500 100.0% 0.0% 0.0%
発送費 78,918 94,780 -15,862 0.0% 0.0% 100.0%
雑費 0 660 -660 0.0% 0.0% 100.0%
小計 1,109,105 1,179,423 -70,318 77.7% 14.1% 8.2%
その他事業費 会場設営費 120,000 120,000 0 100.0% 0.0% 0.0%
製作費 246,191 810,159 -563,968 28.4% 71.5% 0.1%
コンテンツ
制作費
36,360 151,130 -114,770 8.9% 75.9% 15.2%
仕入 11,178 32,628 -21,450 100.0% 0.0% 0.0%
広告宣伝費 7,000 15,007 -8,007 53.4% 26.7% 20.0%
印刷製本費 0 7,100 -7,100 100.0% 0.0% 0.0%
交通費 3,000 3,000 0 0.0% 100.0% 0.0%
梱包資材費 0 12,138 -12,138 69.6% 0.0% 30.4%
業務委託費 0 5,000 -5,000 100.0% 0.0% 0.0%
発送費 2,500 33,438 -30,938 0.0% 0.0% 100.0%
諸会費 15,000 15,000 0 100.0% 0.0% 0.0%
雑費 652 1,972 -1,320 0.0% 0.0% 100.0%
小計 441,881 1,206,572 -764,691 36.5% 58.1% 5.4%
予備費 68,032 0 68,032
合計 3,414,773 4,021,688 -606,915 51.6% 33.2% 15.2%

収支差額

予算額 決算額 差異
収支差額 0 752,509 -752,509