ずんだもんスリッパ決算報告

地元の技術を活かしたいのだ！

今回は東北ずん子スタンプラリーとは別のクラウドファンディングプロジェクトを立ち上げたため別会計で決算報告をいたします。

クラウドファンディングのタイトルは『地元の技術を活かしてずん子部屋発のグッズ「ずんだもんスリッパ」を作りたいのだ！』でした。これはずんだもんスリッパを作成する目的です。

東北ずん子スタンプラリーではすっかり恒例ですが、お金の使い方が開催目的に沿っているのかチェックする為に「市内発注率」と「東北発注率」を公開しています。

東北三姉妹やずんだもんは東北を元気にするために生まれたキャラクターです。今回ずんだもんのおかげで全国からいただいた支援金はできるだけ地元で回して、白石市や東北を元気にするために使わなければならないと考えています。

「市内発注率」白石市資本の事業所や白石市在住の個人に発注した金額ベースの比率

「東北発注率」白石市を除いた東北資本の事業所や東北在住の個人に発注した金額ベースの比率

市内発注率の市内業者判定は白石市資本の事業所や白石市在住の個人に発注した場合のみとしています。それは、その事業所が地元資本でなければ儲けは流出し、継続的な地元の元気につながらないと考えるからです。

スリッパ作成事業

本来であれば、ずんだもんスリッパは東北ずん子スタンプラリークラウドファンディングの返礼品の1つだったり、受注生産にしたりする方法もありましたが、クラウドファンディングのページでもご説明した通り最低120足作成する必要があるため、どちらの方法も難しいロット数でした。であるならば、クラウドファンディングで別プロジェクトを立ち上げ共感を得ることができる商品なのかを世に問うてみようと思いました。

おかげさまで目標金額に到達し、皆様にスリッパをお届けすることができたのですが、今回新たにクレオさんをはじめスリッパの工程を担ってくれた皆様がずんだもんを知ることになり、「難しい仕事ではあったけど、ずんだもんの顔を見ていると癒された」と言っていただいたのが大きな収穫だったと思います。時間はかかりますが、地元に発注するということは関係者にキャラクターを知ってもらい愛してもらうことに繋がりますので引き続き地元発注を目指していきたいと思います。

今回は支出の86％、797,370円が製作費で、製作費のほとんどはアッパー生地の作成代（仙台の業者さんに発注）とスリッパ作成代（蔵王町のクレオさんに発注）になります。その為、東北発注率が最も多く86.7%となりました。

今回は白石市で作成できる商品ではありませんでしたので市内発注率は小さくなりましたが、今後とも東北でできるものは東北で、白石市内でできるものは市内へ発注していきたいと考えています。

製作費に次いで大きいのが発送費の71,440円で支出の約8%になります。再配達は1件もありませんでしたので、予算よりも4,560円安く抑えることができました。

なお、今後のずん子部屋に設置したり、その他施設に寄贈する分のずんだもんスリッパは東北ずん子スタンプラリー実行委員会で購入しました。購入分123,500円は下記決算書の寄付金収入に含まれます。

余剰金について

予想を上回るご支援をいただいたため、収支差額（余剰金）は97,421円となりました。この余剰金は東北ずん子スタンプラリーの会計に繰り入れ、スタンプラリーのオフシーズンに行われるイベント開催や商品開発支援、次回スタンプラリー開催資金の一部とさせていただきます。

決算書

2022年2月1日～2022年9月15日

※予算額はクラウドファンディング終了後の補正予算額です。

収入の部

東北ずん子スタンプラリー実行委員会購入分の123,500円は寄付金収入に含まれます。

支出の部

収支差額

上記の収支差額（余剰金）97,421円は、東北ずん子スタンプラリー会計に繰り入れます。